居酒屋のバイトはきついし辛い。それでも僕が居酒屋バイトを勧める3つの理由
「こんなのどうすりゃいいんだよ…無理だよ|д゚)」
「オーダーが早口すぎて、ハンディに打ち込めねえよ。もっとゆっくりしゃべってくれよ…」
「やべぇ…注文された食べ物厨房に通してねえ(/ω\)どうしよ」
これは、僕の働いている居酒屋の日常。
ぼくは今居酒屋でバイトをしており、よく後輩や同級生から「居酒屋のバイトはじめたいんだけどどう?」などと聞かれます。
これから、居酒屋のバイトを始めようとする人に声を大にしていいたいことが一つあります。
「君が想像しているより居酒屋バイトは、二倍きついぞ...…と」
そしてもう一つ、
「でも、いろいろと得れるものがあるからやってみてもいいんじゃない?」
この二つが「居酒屋やりたいんだけど」と相談されたときの僕の答えです。
今日は、1「居酒屋バイトをやっていて感じる3大きつい」
2「それでも僕が居酒屋バイトを勧める3つの理由」
について記事を書いてみます。
1「居酒屋バイトをやっていて感じる3大きつい」について
ぼくが居酒屋をやっていてこれはきついな、辛いなと思うのが以下の3つ
- バイトの人間関係がきつい
- ピーク時がきつい
- お客さんがおこるからきつい
になります。
1バイトの人間関係について
まず、予想外に皆さんを苦しめるのがこれでしょう。
居酒屋バイトに限らずなのですが、数あるバイトの中で飲食系というのは基本的に人間関係が悪くなりやすいです。
なぜかというと、働いてるとイライラすることが飲食では多くあり、イライラしている状態で人間関係がうまくいくなんてことはあり得ないということです。
また職場の文化が、悪口ありきなところがほとんどということも大きいでしょう。
つまりもう少し厳密にいうなら、仲がいい人はできるかもしれないけどみんながみんな仲がいい職場は、存在しないということです。
そして、もう一つ言いたいことがあります。それは、「店長が壊れている場合が多い」ということです。
店長が壊れているというのはどういうことかというと、
薄給、サービス残業、ノルマ、休日出勤などによって
店長には日々多大なストレスがかかっています。
そして、そのストレスで精神を病んでる人が多いということです。
もっとはっきり言うなら、心が正常だったら居酒屋の店長なんて続けられない人の方が多いでしょう 。
2ピーク時について
居酒屋のピーク時は笑えないくらい忙しいし、ストレスが溜まります。
大事なことなのでもう一回言います(笑)。
居酒屋のピーク時は笑えないくらい忙しいし、ストレスが溜まります。
正直、この項で言いたいのは、これだけです。
実際にやってみないと、このことは体感できないと思います。
伝わらないこと覚悟でどのような状態になるか書くと、
3つのテーブルに呼ばれている状態で、出来上がったお酒を各テーブルにばらまき、お客のボトルキープを確認しに行き、新規のお客さんの対応をする。
こんな感じになります(笑)。自分でもかいてみても正直意味がわからないです(笑)。
3お客さんについて
ここは、正直あまり悪く書くのは気が引けますが、少しかいてみます。
まず第一に、居酒屋のお客さんは酔っぱらっていくにつれて感情的になっていきます。つまり、怒りやすくなるということです。
そして第二に店が混雑時になるとやはり店側のサービスが落ちてきます。
具体的言うなら、
- 頼んだ飲み物、食べ物が全然出てこない
- 接客が雑
- 店員を呼んでもすぐにかけつけない
などがよくあります。
そして、この店側のサービスの低下に怒るお客さんも少なくありません。
(でも確かに頼んだビールが10分もででこなきゃ怒るのも理解できます。)
また、上記のことは店側の落ち度なのでまあ我慢もできますが、
たまに、会計をしないで店を出ていこうとしたお客さんを止めたら、胸ぐらをつかまれたみたいなことを先輩から聞いたこともあります。
さてここまで書いてきて、読者の皆さんの居酒屋バイトへの印象は、最悪になってしまったでしょう。
でもここからが本題です。
「それでも、僕が居酒屋バイトを勧める3つの理由」についての書いていこうと思います。
それでも、僕が居酒屋のバイトをすすめる3つの理由
まず理由を一言で表すなら、居酒屋でアルバイトすることで3つの大きなものを得れたと思うからです。その3つとは、
- 強靭な精神力
- さまざまな役立つテクニック
- 人脈
です。
1つずつ解説します。
1強靭な精神力
居酒屋といえば、ブラックで、半年たてば自分と同じくらいに入った同期が半分くらいやめていきます。
そして辞める理由のほとんどが、精神的にきつくてです。
実際に僕も、精神的に疲れて、きつくて何度もやめようと思いました。
しかし、お金が入用なのもあり、いやいや続けました。
そして気づいたときには、精神的にきつかったはずが少しずつ慣れてきて最近はほとんどきつさを感じることがなくなってきました。
そしてそのことに比例して日常でストレスが以前ならかかってたような場面でもあまりかからなくなっていきました。
つまり、「気づくと精神が鍛えられてる。」
これが、一つ目の居酒屋バイトをお勧めする理由です。
2様々な役立つテクニックや知識
具体的には、
- 上司に好かれる部下の気の利かせ方。
- 業界ごとの裏話や働いてる人の性格と話題
- 酒の席でのマナー、気の利かせ方。
- いうべきでないことを言わない力。
- 商品の売り込み方法。
- お客さんと仲良くなる方法。
- 効果的なサービスの見せ方。
- 日本酒の喜ばれる力。
などが、身につきました。
この身についたことは、一つ一つが使い方次第では大きな社会に出てからアドバンテージなると思います。
3人脈
そしてこれが、大きい。人脈です。
これを、具体的に言うと、お客さんと仲良くなると必ず「兄ーちゃん大学生?」
などと聞かれ、「卒業したらうち来いよ」などと結構言ってくれます。
まあ、これのほとんどはよっぱらいの冗談なのですが、たまに名刺をくれたり電話番号を教えてくれる本気でいってくれている人がいます。
僕は、結構大企業が並ぶ町でバイトをしているので、名刺をみて驚くことが少なくありません。つい最近も大手の保険会社の部長さんに連絡してねと名刺を貰いました。
実際、名刺を貰ったところで、就職に必ずつながるとは限りません。
しかし、自分の行動次第でその企業へはいれる確率は、明らかに上がるはずです
もしかしたら、縁があって良い就職が決まるかもしれませんよ。
本日のまとめ
本日のまとめとしては、まず居酒屋バイトの大変な面について触れました。
以下の3つでしたね。
- バイトの人間関係がきつい
- ピーク時がきつい
- お客さんがおこるからきつい
そして、ぼくが居酒屋バイトをお勧めする理由について3つ述べました。
- 強靭な精神力
- さまざまな役立つテクニック
- 人脈
でしたね。
正直居酒屋のバイトは、合うあわないが人によって顕著です。
しかし、合わないと思っても実際にやってみることで様々な経験ができます。
ですので、一回やってみるのも悪くないと思いますよ。
あと居酒屋をやるなら客単価が高いところがお勧めです。お客さんに企業のお偉いさんとかが時々いて驚くと思いますよ。(あと、客が吐いたりしないですし)
この記事を読んでいただいて、一人でも多くの人が居酒屋バイトについて考えていただければ、幸いです。