負け犬、勝ち犬を夢見る

負け犬が勝ち組にるためのライフハック

負け犬にとって沈黙(聞き手)は金。雄弁(話し手)は銀だという話。

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沈黙(聞き手)は金。雄弁(話し手)は銀

誰が言った言葉だったか思い出せない。

しかしこの言葉は初めて聞いた高校一年生以来覚えている。

 

負け犬の僕が空気を読まず話し続けていた時、親切にも友達が言ってくれた。

 

雄弁は銀である。

そもそも、このことわざ2通りの解釈がある。

1つは、額面どおり沈黙が雄弁に勝るということ。

 

そして、もう一つは、雄弁が沈黙に勝るということ。

コレは、自然に銀が生成されていることが殆ど無く、また鉱物の中に入っている銀を抽出できなかった時代では銀の方が金より価値が高かったことが理由だ。

 

このことわざは一応沈黙を進める諺として使われている。

(少なくてもここ最近に限って言えば)

 

ということは、人間の集合知的に言えば沈黙のほうが価値があるということである。

(コレと似たような例で、健全な肉体に健全な魂が宿るというものがある。アレは、本来は皮肉で放たれた言葉であった。はあー、筋肉野郎調子乗るなよみたいな感じである。つまり、筋肉マンを褒めていない。バカにしている。)

 

では、負け犬はこの諺から何を考えるべきか。雄弁と沈黙どちらを心がけるべきか。

 

 

雄弁は銀になり得るか。

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先に結論を書いてみると、負け犬は雄弁を目指すのはやめておいた方が良さそうである。何故か。

負け犬が雄弁(話し手)になると自己愛を相手に露呈するだけになることが大半だからである。

 

負け犬は精神的余裕がなく、人に認められたいという欲望が強い。

そんな人間は、決まって自分のことしか話すことができない。

話す内容がどんどん自慢のみになってくる。

そして、人に嫌われる。自慢話のみの人間なんて面白くもなんともない。

当たり前だ。

 

もちろん雄弁は、きちんと使うことができたら銀になりうる。

きちんと使うとは、

他者が聞きたくない自慢というものをやめ、他者が聞きたいと思われる自虐ネタに徹することである。

 

ここで、負け犬の雄弁と勝ち犬の雄弁を比較してみる。

 

負け犬は、自分がいかにモテているかをはなし、

勝ち犬は、自分が振られた話を面白く話す。

 

負け犬は、自分がいかに有能かを具体例を出して語り

勝ち犬は、自分がいかにおっちょこちょいかということを面白おかしく話す。

 

負け犬は、成果を自分の手柄であるように宣伝して

勝ち犬は、ただ運が良かっただけと謙遜する。

 

ざっと思いつくものでもこんなものである。

(書いていて、いかに自分のコミュニケーションが負け犬的だったかわかった。)

 

負け犬は、自尊心が満たされていないのだ。

勝ち犬は、自尊心が満たされている。

この違いが、上記のような違いを僕達に生むのである。

 

決して、負け犬の心が卑しいわけではない。

ただ、環境が違うのだ。持っているものが違うのだ。

 

意識して、勝ち犬型の雄弁になれる負け犬はそれでいい。

しかし大抵の負け犬は、最初は良くても気付いた時に負け犬型のコミュニケーションになっているだろう。

 

沈黙は金になりうるか

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雄弁が負け犬に取って目指すべき姿でないのはわかって頂けたと思う。

 

しかし、沈黙にもやはり弱点はあるのだ。

それは、負け犬の沈黙は根暗やコミュ症などの印象をあたえるということだ。

誰からも興味を持たれない可能性があるということである。

 

そもそも、話している相手と自分の魅力がかけ離れすぎていれば打てる手はない。

(厳密にはあるが、正攻法ではない)

 

もちろん負け犬がやりがちなしゃべりすぎて嫌われるということは無い。

そういう意味でやはり沈黙を心がけておくのがいいのかもしれない。

 

沈黙側(利き手側)に回る技術として大事なのは

その相手のファンであるかのように質問や反応をすることだ。

そうすると相手を自然にほめたり、励ましたり、共感できたりする。

 

特に目上の人物と話す時は従者になるつもりで話を聞けばいい。

 

まとめ

ここまで書いてきて

負け犬は、基本的に沈黙(聞き手)側になり

たまに意識的に勝ち組側の雄弁になるべきだと考える。

 

つまり、イメージとしては

相手をあげ自分をさげるイメージだ。

 

負け犬は、技術をごちゃごちゃ考えても意味が無いのでおとなしくこのイメージを持ち愛想よく振る舞っとけばいい。

 

NLPとか意識しなくていい。(勝ち組になってからでいい。)

あんなん負け犬にはキャパオーバーである。

(昔NLPミラーリングしてたらなんか動きキモいよッて言われたことがある。僕はあれで心が折れて以来NLPが嫌いである。まあ、八つ当たりだが)

 

最後に言いたいこと

 

ここまで話し手に回るべきか聞き手になるべきか考えてみた。

しかしコミュニケーションの奥義は、言葉遊び(会話のテクニック)にはない。

 

コミュニケーションの奥義は、ステータスにある。(外見、金、権力、生き様)

 

つまり負け犬がコミュニケーション力を向上しようと思ったら、なんでもいいので自分が身につけられるステータスを手に入れるべきだ。

 

前にも言ったが大事なことなので繰り返した。

 

あなたの人間関係がうまくいくことを祈っている。